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2023.08.31
かたやまの赤いやね
「再構造化」
今回、ある利用者さんのエリア変更(再構造化)を行いました。その利用者さんは人への注意注目が強い方で、職員がエリアに入る事で、職員に触れようとすることや所持している物を取ってしまう、何かを要求するなどの行動が見られていたため、極力職員はエリアに入らないという対応をしていました。
しかし、ご本人さんが余暇休憩であるバランスボールを行っている時に、作業のバラシをするという流れとなっていたことでバラシの際、ご本人さんとの接触が避けられない状態でした。
そこで、バラシの際にご本人さんと接触が起こらない構造を考えました。そうして余暇休憩のバランスボールを中間とし、前半・後半の作業で分けその間をパーテーションで区切る構造をつくりました。
こうすることにより、パーテーションを中間に、反面の作業中に半面の課題をバラすというシステムをつくることでご本人さんとの接触を減らすことができました。
このように利用者の方が少しでも落ち着いて過ごせるよう、今後も構造を考えていきたいと思います。
支援員 酒井。