category
全記事
2022.06.14
おおざとの赤いやね
PECS の勉強会しました
おおざとの赤いやねでは、コミュニケーション支援の一環として『PECS』※を取り入れています。とは言っても、まだまだ一部のスタッフでの実践に留まっているので、実践できるスタッフを増やしていく目的で練習しました。
コミュニケーションの相手役(以下、相手役)、コミュニケーションを練習する人役(以下、練習役)コミュニケーションを練習する人を後ろから手伝う役(以下、手伝い役)の3人一組で練習をしました。
練習役が絵カードを相手役に渡したら、物がもらえるというPECSの中では最初の練習です。
今まで直接手を伸ばして物を取っていた行動を、意味のあるカードを相手に渡すという行動に変えるのです。練習役は直接物に手を伸ばして取ろうとします。それを手伝い役は、後ろから手を持ってカードを取って貰ったり、相手役へカードを渡す為に腕を押し出したりするのですが、練習役のスピード感、そしていつ間違うのか、どのように間違うのかはわからないのでとても緊張感がありました。
実際に体験することで理解が深まり、事業所で実践している内容についての質疑応答が積極的に行われて、有意義な時間でした。
『PECS』とは、絵カード交換式コミュニケーションシステムというコミュニケーション支援システムです。興味のある方は『PECS』で検索してみてください。
豊川 郁子